10/16/2021 映画はやっぱり映画館で観るのが一番 - 映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の話

街もそろりと日常を取り戻しつつあります。
そして、ついに私も
映画館で映画を観てきました。
その前に映画館で映画を観たのは
2020年1月ですから
ちょうど新型コロナウイルスの気配が出始めた頃。
まだマスクをしない人も数多くいました。
そこから急速にコロナ禍が広がって
映画館も休館や人数制限など苦境に立たされます。
ここにきて
なんとか映画館も普段に戻りつつありますが
やはり鑑賞にはマスク着用が求められています。
それでも
映画は映画館で観るのが一番。
しかも、「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」ですから、
いうことなし。

大きなスクリーンで観ることもそうですが
音響の違いは大きいと思います。
身体全身に響く音がなんといってもすごい。
前作「007/スペクター」(2015年)から5年。
恋人マドレーヌと平和な時間を過ごしていたボンドは
かつての恋人ヴェスパーの墓に参るが、
そこで突然爆破攻撃を受けることになります。
ドーン!!!!
この時の音のすごいことといったら。
しばらくボンドの耳もうまく聞こえなくなって
画面でもそんなこもった音が続きます。
ここからが、今回の事件の始まり。

ダイエル・グレイグ版ボンドの締めくくりと言われるだけあって
最初の「007/カジノ・ロワイヤル」(2006年)に登場した
CIAのフィリックスが登場したり、
前作でボンドに捕まった悪の組織スペクターのボスが
監獄からまだ組織を操っていたり、
結構過去の作品が伏線のようになっています。
なので、
これからこの作品を観ようと思っている人は
ダニエル・グレイグ版4作を観た方がわかりやすい。

毎回美しいボンド・ガールが登場するが、
今回はなんといっても
アナ・デ・アルマスです。
CIAの新米エージェントのパロマ役。
結構肌も露出しているロング・ドレスでの
アクションシーン(これは予告篇でも使われている)など
見ものです。

この作品で見納めだというが、
果たしてボンドは戻ってくるのだろうか。
あんな衝撃的なラストにかかわらず、
James Bond will Return
のいつものメッセージが流れ、
これには驚きました。
新しいボンドへの期待に今から興味津々です。

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