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プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する『少年の木』は、絵本です。
  絵本の読者は大抵子どもです。
  あるいは、子育て中のお父さんお母さんも
  読者になりやすい。
  でも、それではなんだかもったいないですよね。
  おとなもちゃんと絵本と触れ合える、
  そんな場もあっていいかもしれません。
  『少年の木』は、
  「文藝春秋」3月号で、作家のあさのあつこさんが
  「おとなの絵本館」という連載のなかで
  紹介していた一冊です。
  作者はマイケル・フォアマンさんで
  訳はノンフィクション作家の柳田邦男さん。
  「文藝春秋」のようなおとな向けの雑誌で
  こういう良質の絵本が紹介されるって
  いいですよね。
  今日は書評詩にしました。

  じゃあ、読もう。

少年の木 ~希望のものがたり~少年の木 ~希望のものがたり~
(2009/08/27)
マイケル フォアマン

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sai.wingpen  世界って、どんな色なんだろう                     矢印 bk1書評ページへ

 世界って どんな色なんだろう

 花々の きいろ
 ブドウの木の みどり
 鳥たちの あか

 海と空の あお
 朝の だいだい
 夜の くろ

 兵士たちの はい
 鉄条網の はい
 瓦礫の はい

 ミルクの しろ
 子供たちの にじ
 おとなたちの にじ

 世界って どんな色なんだろう

 いのちって どんな色なんだろう


 この絵本はイギリスのマイケル・フォアマンが反戦をテーマに描いたものですが、場所の特定はありません。爆撃にあって鉄条網で閉ざされた街が舞台です。
 それはあなたの知らない、外国のどこかの街かもしれないし、あなたの近くの小さな町かもしれません。でも、それは今も世界のどこかにある街なのです。
 少年が大切に育てた一本のブドウの木がこの物語の主人公です。捨てられても、焼かれても、何度も何度も芽を出し、大きく育つ、それは「希望」の木です。
 「希望」の木が大きくなるにつれ、絵本のなかに色があふれてきます。色がこの世界から消えないことを願っています。
  
(2010/02/21 投稿)

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