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プレゼント 書評こぼれ話

  今日は
  アガサ・クリスティー
  『ヒッコリー・ロードの殺人』を紹介します。
  いわゆる「ポアロ」もの。
  まず初めに書いておくと
  いつも参考にさせてもらっている
  霜月蒼さんの
  『アガサ・クリスティー完全攻略』で
  この作品の評価がとても低いこと。
  なんとひとつ。
  私が読んだ限りでは
  そこまで面白くなかったということもないのですが。
  まあ、ミステリーであっても
  読む人の評価はさまざまでしょうが。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  人は何度でも殺人を冒す                   

 アガサ・クリスティーの作品には、時々そのタイトルに推理を解く重要なキーが忍ばせてあることがよくある。
 では、1955年に発表されたこの作品はどうだろう。
 原題が「Hickory Dickory Dock」で、これはマザーグースの童謡だという。
 作品の終わりでは、名探偵ポアロが「時計が一つ鳴り、ねずみが駆けおりる、ヒッコリー、ディッコリー、ドッグ」と口ずさむ場面があるが、これは事件が起こる現場がヒッコリー・ロードにある学生寮ということの関連からきているのだろか。

 物語はまずポアロの優秀な秘書であるミス・レモンのちょっとしたミスから始まる。
 ミスの原因は彼女に気にかかることがあって、それは彼女の姉が働く学生寮で窃盗事件が頻繁に発生していて姉が心配しているというものだった。
 しかも盗まれたものは靴の片方とか電球とかささいなものだという。
 ポアロが出ていく事件でもないが、秘書の悩みを解決するために出かけていく。
 やがて、その寮で殺人事件が起こってしまう。

 今回は学生寮の事件ということで男女複数人が登場するが、あまりキャラクターに差がなく、読んでいる途中で、この人どういう人物だったかと人物紹介を何度も見返すことがなった。
 そういう難はあるが、犯人像としては面白く出来ていた。(多分最後まで犯人はわからないだろうし、ましては犯人が抱えていた過去は最後の種明かしまでわからない)
  
(2022/02/10 投稿)

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