01/28/2023 冬に観るならこの映画 - 映画「ある愛の詩」の話

『冬の本』を紹介しました。
あの本では著名な人たちが自身の「冬の本」を紹介するもので、
本ができるのではあれば、
きっと映画でも集められるような気がします。
「冬の映画」。
そんなアンソロジーがあれば、
一人くらいはこの映画を選ぶのではないかな。
今日は「冬の映画」、
「ある愛の詩」の話です。

日本での公開は1971年3月。
タイトルは、まさか知らない人はいないと思いますが念のため、
「あるあいのうた」。
「詩」を「し」ではなく、「うた」と読ませるのが結構流行った時代。
原作はエリック・シーガルで、原題はずばり、『Love Story』。
映画も本も大ヒットしました。
映画の方は監督がアーサー・ヒラー。
主人公の富豪の息子オリバーをライアン・オニールが、
その恋人ジェニーをアリ・マッグローが演じています。
冒頭、雪のセントラル・パークのベンチに腰かけたオリバーの姿に
フランシス・レイの甘く切ない音楽が流れてきます。
映画はここから二人の出会い、恋、結婚、
そして哀しい別れと続いていくます。

愛とは決して後悔しないこと。
今週NHKBSで放映されているのを観たばかり。
映画公開から50年以上経ちますが、
今観てもジンときます。

日本で公開されたのが1971年3月。
大阪でのロードショーは記憶が正しければ、
道頓堀にあった松竹座。
大きな劇場です。
そこに当時16歳になったばかりの私は
ひとり! でこの映画を観にいったのです。
まわりは当然カップルばかり。
何がうれしくて、そんなところにのこのこと出かけていったのか。
今思い出しても、映画以上に泣けてきます。

雪のシーンが多く、それがまた切ないんです。
この映画、観るなら絶対冬がオススメです。

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