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 家康から始まる徳川将軍の名前を言えると
 自慢のようにいう子供がいたものだが、
 考えてみればたかだか15人の名前であるから
 覚えようと思えばできたかもしれない。
 ただこちらは感心して聞いていたものだが。
 ならば、15人の将軍の中で
 誰が一番人気だろう。
 在位の期間や成したことなどで見方は色々あろうが、
 江戸開府を成し遂げた家康や最後の将軍となった第15代将軍慶喜あたりだろうか。
 それに「享保の改革」で知られる第8代将軍吉宗も人気が高い。
 しかし、その吉宗の次の将軍といってもあまり知られていない。
 第9代将軍家重が、村木嵐(むらきらん)さんの歴史小説『まいまいつぶろ』だ。

  

 私が家重に興味を持ったのは、
 NHKで放映されたドラマ「大奥」(原作よしながふみ)を見てから。
 家重には障害があって発する言葉も聞き取れないほどで、
 時には失禁しそのあとが「まいまい」(かたつむり)のようであったという。
 そんな将軍を三浦透子さんが怪演されていて、それが印象に残った。
 村木さんの作品では
 家重の言葉を唯一理解し、言葉にしたという大岡忠光を中心に描かれていくが
 やはり主人公は家重その人だろう。

 忠光とのまじわりだけでなく
 正室となった比宮との心からのうち解け、
 さらに後半登場してくるのちの田沼意次など、
 吉宗から家重、さらには家治と江戸時代中期もまた面白い。

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