04/22/2010 雑誌を歩く 「Pen ( ペン )」水木しげる大研究

この春から始まりました。
武良布枝さんの原作はすでに読んで、
このブログでも書評を書いています。


「Pen(ペン)」(600円、阪急コミュニケーションズ)5/1号です。
![]() | Pen ( ペン ) 2010年 5/1号 [雑誌] (2010/04/15) 不明 商品詳細を見る |
理由は表紙を見れば、おわかりの通り、
「水木しげる大研究」が大特集なんですよね。
本屋さんで雑誌のコーナーを散策していたら
目に飛び込んできた鬼太郎ファミリー。
思わず、手にしていました。

今年、米寿と画業生活60年の節目を迎える、
日本漫画界の巨匠にして鬼才、水木しげる。
(中略)
代表作品の詳細解説や、ルーツが詰まった故郷・鳥取県境港市の
現地取材を敢行。そして単行本未収録の幻の童話作品も完全収録
した大特集です。
わー、すごいな。
思わず、「オイ、鬼太郎」と目玉のおやじの声をまねしちゃいました。

野球界でいえば、なんとなく野村監督ぽくないですか。
手塚治虫さんや横山光輝さんが王、長嶋みたいで、
常に脚光をあびていたスターの陰にいながら、
最後は栄光を手にしているみたいで。
こんなにも長い間、愛される漫画家も珍しいです。

「なぜ鬼太郎は、これほど人気があるのか」という記事があって、
そのなかで、鬼太郎が昭和29年神戸の街頭紙芝居として
世の中に登場したとあります。
この年に生まれた、もう一人? のヒーローが
あのゴジラ。
それはともかくとして、鬼太郎は初期と現在では
その表情がまったく違うんですよね。
「こんなにも違う! 鬼太郎の顔の変遷をたどる」を読めば、
水木しげるさんの苦労のあとがよくわかります。

私たちの世代はTVで実写版をみていました。
その悪魔くんですが、三人いることを
この雑誌で知りました。
名前が、松下一郎、山田真吾、埋れ木真吾。
おもわず、「エロイムエッサイム」って叫びました。

「妖怪で町おこし! 境港が元気な理由」とか
「60年ぶりに描かれた、幻想的な童話の世界」とか
「Pen」5/1号は水木ワールドが十分に堪能できます。

鳥取県の県庁所在は鳥取市ですから
お間違いのないように。
じゃあ、読もう。

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