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 2023年10月から始まったNHKの連続テレビ小説(通称 朝ドラ)は「ブギウギ」は、
 朝ドラ第109作めとなります。
 戦後「ブギの女王」として活躍した笠置シヅ子さんをモデルとしたもので、
 昭和30年生まれの私もうっすらと彼女のことを覚えています。
 特に昭和25年(1950年)に発表した「買物ブギー」は、
 「おっさん、おっさん、これなんぼ」といった軽妙な大阪弁の歌で
 子供の耳にも残っています。
 そんな笠置シヅ子が唯一残した自叙伝がこの『歌う自画像』です。
 この本はもともと昭和23年(1948年)に刊行されたものですが、
 朝ドラの放送に合わせて復刻本として出版されています。

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 うれしいことにこの本の巻末には「笠置シヅ子 略年表」がついていて、
 それを見ると彼女の人生がほぼ見えてきます。
 昭和60年(1985年)70歳で亡くなる彼女の人生の、
 実はこの自叙伝で書かれているのは半分に過ぎません。
 彼女は34歳でこの自叙伝を書いていて、
 私が記憶している「買物ブギー」などはまだ発表されていません。
 確かにすでに彼女は人気のある歌い手でしたが、
 この自叙伝以降もますます活躍していくのです。

 では、何故彼女はこの時期に自叙伝を記したのか。
 この自叙伝には彼女の人生に大きく関わる男性との出会い、
 そして男性の死と彼との間に生まれた女の子のことまでが描かれています。
 おそらく、笠置シヅ子にとって、
 彼とのこと、生まれた女の子へ残しておきたいことなど、
 とても強かったのだと思います。
 だからこそ、この本の表紙はわが子を抱きしめる
 笠置シヅ子の写真であったのでしょう。

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