05/24/2010 風が本のページをめくる - 「さいたまブッククラブ」5月例会に行ってきました

「さいたまブッククラブ」の定例会に参加しました。
三ヶ月お休みをして、
しかもこの日も用事があって遅刻。
主宰者のNさん、ごめんなさいね。

なんとチームが二組になっているではありませんか。
参加人数が増えて、増殖分裂したんですね。
すごいな。
ひとつがくまさんチームで、もうひとつがリスさんチーム。
なんてことはありません。

それぞれの牽引役としてわかれているようです。
この日の参加者が私も含めて15人ですから、
終了時間とか考えるとこの処置は仕方がありません。
もっとも、それぞれのチームでどんな本の紹介があったか
わからなくなるのが難点で、
今回は早く終わったチームが途中合流。
最後に再度簡単におさらい、みたいになりました。

初めての人がいたり
お久しぶりの人がいたりで、
みなさんの紹介される本に「これは、」と感心したり、
この路線弱いなと黙ったり、
やはり本好きの集まりっていいですね。
紹介される本も千差万様。さまざま。
池波正太郎あれば立原えりかもある。
『菊と刀』もあれば『乳と卵』(川上未映子さんの芥川賞受賞作)もあれば
茨木のり子さんの詩の世界や
鴻上尚史さんの演劇の世界の名セリフ集もある。
SFの名作もあれば恩田陸さんもある。
みなさん、さすがです。
私が今回紹介したのは、
松浦弥太郎さんの『今日もていねいに。』という本。
明日、このブログに書評を書きますね。

昔の教科書とかいくつかあったのですが、
目をひいたのが、太宰治の『斜陽』。

昭和23年の刊行のものですが、
もしかして初版?
だとしたら、すごい掘り出し物。
奥付けには「太宰」という著者検印もあったりして。
右の写真がそうなんですが、
あまりよくわかりませんね。
でも、すごいな。

「岩波文庫目録」が紹介されたらしいのですが、

今回から初参加のMさん(♀)、すばらしい。
文庫解説目録は各文庫が作成します。
どんな本を読もうかと悩んだときや
あの物語どんなのだったかなと振り返りたいとき
すごく便利なすぐれもの。
左の写真はそんな解説目録の数々です。
ハインラインの『夏への扉』を紹介されたSさん(♀)。
ハヤカワ文庫にこの作品ははいっているようです。


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