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プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介する河合隼雄さんの
  『泣き虫ハァちゃん』は
  本屋さんの文庫新刊のコーナーで見つけました。
  新潮文庫の今月の新刊です。
  表紙の絵がすこぶる目をひきました。
  書評のなかでは書けなかったのですが、
  挿絵を担当しているのは
  岡田知子さん。
  本のなかにも何点も挿絵があるのですが
  本当に心が温かくなるような絵です。
  表紙の、今にも泣き出しそうな少年は
  小さい頃の私にも似ています。
  私も泣き虫でした。
  今でもあまり変わりませんが。
  谷川俊太郎さんの詩が収載されていて、
  それに対抗したわけではありませんが、
  今日は書評詩にしてみました。
  ところで、
  岡田ジャパン、頑張りましたね。
  本田選手のゴールに
  「泣き虫ハァちゃん」だけでなく
  たくさんの人が泣いたんじゃないかな。
  次も頑張れ!

  じゃあ、読もう。

泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)泣き虫ハァちゃん (新潮文庫)
(2010/05/28)
河合 隼雄

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sai.wingpen  ぼくたちの秘密基地                  矢印 bk1書評ページへ

  それは草深い、あまりおとなが通らない
  場所にあった

  ぼくたちは そこを
  秘密基地と 呼んだ

  袋菓子
  漫画本
  こわれたラジオ

  ぼくたちは そこで
  秘密の指令を 発信した

  おとなになんか なりたくない

  あれから何十年も過ぎて
  ぼくたちは いまだに
  そこで 秘密の暗号を解読している

  母のひざまくら
  色褪せた写真
  投函できなかったラブレター

  ぼくたちは 秘密基地で
  子どもにもどる研究をしている


 本書は2007年7月に亡くなった心理学者河合隼雄さんの遺作となった作品です。子供時代の自身を回顧する自伝的物語ですが、残念ながら、小学校四年生までの未完となりました。
 題名のとおり、何度も泣く場面が登場しますが、泣く意味合いが少しずつ変わっていくのがわかります。あるいは、たくさんの兄弟や学校の仲間たちに囲まれながらも、ふと孤独を感じるなど、成長の過程がよく描かれています。
 本書の巻末には谷川俊太郎さんの詩「来てくれる 河合隼雄さんに」が収載されています。
  
(2010/06/16 投稿)

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