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 ワープロで初めて読書ノートをつけたのは
 1989年でした。
 もう20年以上も前になります。
 その記念すべき第一冊めが
 よしもとばなな(当時は吉本)さんの『哀しい予感』でした。
 最初にこう書いています。

  1988年の文学界は、春樹・龍の両村上の年だったが
  同時に新人吉本ばななの年でもあったという。

 でも、この時にはあまり好きではなかったように
 書き留めています。
 どうも当時の、30代前半の私には、
 「ばなな」なんてふざけた名前をつけた
 文学かぶれの女の子にしか映らなかったとようです。
 ところが、次に読んだ『TUGUMI(つぐみ)』はこう絶賛しています。

  彼女(よしもとばななのこと)はまちがいなく「学習」して、成長してきた。

 なんと、なまいきな読者でしょうね。 
 しかも、この『TUGUMI(つぐみ)』を私はその年の第二位にあげているんですよね。
 そのコメントを書いておくと、

  89年は、昨年からの<ばなな現象>がそのまま続いた年だった。
  数多の彼女の作品群では、『白河夜船』の完成度が一番だと思うが、
  ここではあえて『TUGUMI(つぐみ)』をあげる。

TUGUMI(つぐみ)TUGUMI(つぐみ)
(1989/03)
吉本 ばなな

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 やれやれ。
 お若いの、おぬし、っていう感じですね。
 ちなみに書いておくと、
 この年の私のベストワンは
 丸谷才一さんの『光る源氏の物語』でした。

 その『白河夜船』の読書ノートには
 作品からこんな文章を書きとめていました。

  まるで祈りのような気分だった。
  -この世にあるすべての眠りが、等しく安らかでありますように。

 そんなよしもとばななさんがずっと好きで
 最近の作品を全部読んでいるわけではないですが
 やはり、いまでも気になる「好きな作家」の一人です。
 明日は、
 よしもとばななさんの新しい本、
 『もしもし下北沢』を紹介します。
 お楽しみに。

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