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プレゼント 書評こぼれ話

  今日から4月

   人の上に思ひおよべば四月来る  榎本好宏

  そして、今日から働き始めた人も多いと思います。
  今回の東北関東大震災で職場を失った人や
  内定取り消しになった人も多いといいます。
  これからと夢抱いていた若い人たちが
  そういうことに直面するのは
  なんとも悲しいことです。
  ぜひ全国の社長さんには
  そういう人たちの支援をお願いしたいものです。
  日本の復興は
  そういう人たちの力の結集こそ
  必要ではないでしょうか。
  今日紹介するのは蔵出し書評ですが
  新入社員の皆さんに
  ぜひ読んでもらいたい一冊です。

  じゃあ、読もう。

社長になる人のための決算書の読み方 (日経ビジネス人文庫)社長になる人のための決算書の読み方 (日経ビジネス人文庫)
(2002/12)
岩田 康成

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sai.wingpen  新入社員諸君!                   矢印 bk1書評ページへ

 「没後七年、ついに時代が再登板させた<偉大なる常識人>」と銘打って、「小説新潮」四月号(2003年)は山口瞳を特集している。その中でも紹介されているが、毎年4月1日の朝刊に山口は「新入社員諸君!」と題した洋酒メーカーの広告文を書き続けた。その短文は新入社員ばかりか、多くのサラリーマンに勇気を与えた。山口の辛らつで暖かな文章にどんなに励まされたことだろう。だから、山口瞳が1995年の夏に亡くなってから、春は少し淋しいままだ。

 1988年4月の広告で、山口瞳はこう書いた。「書物で勉強して、天下を取ったような、なんでもかんでも『わかっている』ような積りでいられると迷惑をする。『われ以外みなわが師』と先達は言った。そうなんだ。しかしだネ、なんでもかんでも『わかりません』『知りません』では、これも困る。諸君! この人生、大変なんだ」

 そう、山口瞳がいうようにこの人生は大変なのだ。新入社員といえども、せめて自分たちが勤めようとする会社の経営状態がどうなっているかぐらいはわかるようになりたい。岩田康成氏による「社長になる人のための」シリーズもこの「決算書の読み方」が四作めだが、財務諸表、経営分析、企業価値分析など会社全般の経営がわかるという点では、この本がもっとも新入社員向きかもしれない。

 入社早々「社長になる人のための」なんて気がひける? 何を弱気なことを言ってるんですか。若いうちはそれぐらいの気迫がないと、また山口瞳に叱られるぞ。頑張れ、新入社員諸君!

 「元気溌剌は見ていて気持がいい。踏み込め、踏み込め、失敗を怖れるな!」(山口瞳 1994年4月の広告文より)
  
(2003/03/23 投稿)

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