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 漫画の神様といえば手塚治虫さんですが、
 忘れてならない人気漫画がもう一人います。
 それが、ちばてつやさん。
 ちばてつやさんといえば『あしたのジョー』となるわけですが
 そもそもちばてつやさんは手塚治虫さんほど
 たくさんの作品を書いていません。
 現役の漫画家としては少ない方。
 でも、漫画家生活55年ですからそれはすごい。
 そんなちばてつやさんの偉業を讃えて編集されたのが
 今回の「雑誌を歩く」で紹介する本、
 「文藝別冊 総特集ちばてつや」(河出書房新社・1200円)です。

文藝別冊 ちばてつや 漫画家生活55周年記念号文藝別冊 ちばてつや 漫画家生活55周年記念号
(2011/02/07)
不明

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 まず、表紙。
 いいでしょ、『あしたのジョー』の矢吹丈。
 いつ見てもジョーはかっこいいなあ。
 でも、ちばてつやさんの作品の中では
 『紫電改のタカ』が好きかな。
 いやいや『ユキの太陽』も、
 まてよ『みそっかす』か『のたり松太郎』か
 と、名作がずらり。
 この「文藝別冊 総特集ちばてつや」の中でも
 「作品解説40」「全作品リスト」がついていますから
 ぜひあなたの大好きなちば作品を見つけてください。

 巻頭の「3万字ロングインタビュー」も読みごたえ充分。
 そのインタビューの中で、
 「漫画家の資質で一番大切なことは?」と訊ねられて
 ちばてつやさんは「人を楽しませたいという気持ちを持つこと」と
 答えています。
 なるほど。ちばてつやさんの魅力はそこにあるんだ。
 そのほかにも、
 漫画家仲間の皆さんの特別寄稿があります。
 ちばてつやさんの人柄ですよね。

 ちばてつやさんの魅力満載の一冊です。

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