02/22/2009 書評:面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
書評こぼれ話
以前本田直之さんのセミナーの話を書きました。
そのセミナーで本田さんは「すぐ読めてしまいます」っていいながら、
「本屋さんの立ち読みで終わらないで」って笑っていました。
本当にスイスイ読めてしまいます。
でも、こういう本って何度でも書きますが、
「実践」しないとダメなんですよね。
どうして、私が何度も書くかというと、
私自身がそうはいっても「実践」できないから。
だから、多分に自分に言い聞かせているのです。
この本の法則をひとつでも、ということでいえば、
「タッチタイピングを極める」(法則51)というのを
頑張ってみようかな。
少しは練習しているのですが。
今回の書評の書き出しで落語のネタみたいな噺を書きましたが、
本当は図書館とかで調べたんですが、やはりわかりませんでした。
落語の内容から題目を探す方法ってあるのかしら。
世の中、わからないことが多すぎます。
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記憶で書く。だから、あてにならない。調べればちゃんとわかるかもしれないが、「面倒くさい」ので、記憶で書く。
落語か、あるいは「まくら」の噺である。あるところに「面倒くさがりや」の父と息子が住んでいた。息子が云う。「お父っちゃん、仏壇の灯明の火が消えてないよ」父が応える。「わしゃ、面倒くさい。お前が消せや」「俺だって面倒くさい」さらに「お父っちゃん、灯明の火が仏壇に燃え移ったぞ」「わしゃ、面倒くさい。お前が消せや」「俺だって面倒くさい」最後にこの「面倒くさがりや」の父と息子がどうなったのか記憶がないのだが、何故かこの箇所だけが不思議と頭に残っている。
「面倒くさがりや」の愚かさが鮮明なのか、そんな「面倒くさがりや」になってはいけないという自省なのか。
この噺でもわかるように「面倒くさいことをほうっておくと雪だるま式に増えていく」というのは誰もが一度は(人によってはしばしば)経験することだ。
「究極の面倒くさがりや」と自認する著者の本田直之が、そういった「負の連鎖」から抜け出すために「試行錯誤を重ねながらあらゆる対策を講じてき」た、55の法則をまとめたのが、この本である。
本田といえば数多くの「レバレッジ」シリーズを書いているが、「レバレッジ」そのものが小さな力で大きなものを動かすという「面倒くさがりや」にとってはたまらない法則である。
だから、この本は「究極のレバレッジライフ」術なのである。
いくつか例をあげれば「面倒くさいから(以下、面倒くさいのでこの部分は…で書く)やらないこと決める」「…いい人ぶらない」「…むずかしく考えない」「…時間を大切にする」という具合である。
でも、これってそれができないから「面倒くさがりや」なんだよねというツッコミが聞こえてきそうな内容。その通り。しかし、もう一度書くと「面倒くさいことをほうっておくと雪だるま式に増えていく」というのはほとんど絶対的な法則であることを忘れてはいけない。
だから「面倒くさいから、面倒が起こらないように工夫する」(157頁)のである。
「面倒くさがりや」の父と息子の会話。「お父っちゃん、家丸焼けだね」「だから、本田直之の『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』読んどけっていっただろう」「でも、面倒くさいんだもの。お父っちゃん、読んで教えてよ」「俺だって、面倒くさいや」
どうか、そんなことにならないように。
(2009/02/22 投稿)
「究極の面倒くさがりや」と自認する著者の本田直之が、そういった「負の連鎖」から抜け出すために「試行錯誤を重ねながらあらゆる対策を講じてき」た、55の法則をまとめたのが、この本である。
本田といえば数多くの「レバレッジ」シリーズを書いているが、「レバレッジ」そのものが小さな力で大きなものを動かすという「面倒くさがりや」にとってはたまらない法則である。
だから、この本は「究極のレバレッジライフ」術なのである。
いくつか例をあげれば「面倒くさいから(以下、面倒くさいのでこの部分は…で書く)やらないこと決める」「…いい人ぶらない」「…むずかしく考えない」「…時間を大切にする」という具合である。
でも、これってそれができないから「面倒くさがりや」なんだよねというツッコミが聞こえてきそうな内容。その通り。しかし、もう一度書くと「面倒くさいことをほうっておくと雪だるま式に増えていく」というのはほとんど絶対的な法則であることを忘れてはいけない。
だから「面倒くさいから、面倒が起こらないように工夫する」(157頁)のである。
「面倒くさがりや」の父と息子の会話。「お父っちゃん、家丸焼けだね」「だから、本田直之の『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』読んどけっていっただろう」「でも、面倒くさいんだもの。お父っちゃん、読んで教えてよ」「俺だって、面倒くさいや」
どうか、そんなことにならないように。
(2009/02/22 投稿)
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